フィリピンの田舎 ミンダナオでの起業(副業)日記

40歳代後半、バナナビジネスでフィリピン ミンダナオの田舎で起業(副業)し、不毛なサラリーマン生活からの脱出を企てる

起業の振り返り その①

さて、ブログの引越しが無事に終わり、新しい気持ちでブログ再開。

2年前の2017年7月に起業した頃を、何回かにわけて振り返る。

 

1. きっかけ

  ・大学を卒業してからサラリーマン生活。

           仕事は楽しいとはそんなに思わない

   が働き続けた。結婚して子供ができ、

           それなりに評価され、上位の役職にも

   ついた。

   さて、で、自分はこの後どうしたいのか

          と自問する機会が増えた。


  ・2010年、とあることでフィリピンで1年間.    

        働くこととなった。

         (この時は英語話せず(´・ω・`)

  現地の社員は色々と副業している。

        たくましい。刺激を受けた。

 

 ・この先、家族のためだけではなく、自分の

        ために働きたくなった。起業の思いが募る

 

2.3C分析の視点

 ・これは絶対に必要。

 ・自分の強みを生かし、何をどこで勝つか。

 ・強み・・・ ①人事(人扱い)、組織力の知識・経験

       ②企画系業務経験から、全体・

                         先を読む力。

      ③英語力(TOEIC700程度だが....)

      ④フィリピンの知識・経験

                       (コネも含めて)

 

  ・2011年頃から、多くのの人の意見を

         聞き始めた。日本で勝てる気がしなかった。

         混乱カオスの世界、フィリピンの方が

   ビジネスチャンスは多いはず。

 ・飲食系はダメ、勝てる気がしない。すぐにマネ.        

       される。

 ・ある時、現在のビジネスパートナー W と

       出会った。寡黙な男性だが、マジメさは

       ひしひしと伝わってくる。人望もある。

      1年間程度、友人として付き合い、時々酒・

        ビリヤードをして楽しんだ。

     

 ・彼はフィリピンでは貧困層だ。2014年、

      彼の田舎であるミンダナオへ連れて行って

      もらった。彼の実家にも連れて行ってもらった。

   

      かなり貧しい。想像以上に

      貧しい....でも、家族総出で

      もてなしてくれた。

    

 ・意外だったのは、Wに妹がいて、日本人

       (JAICA勤務)と結婚してダバオに住んでいる

        とのこと(旦那は単身で日本で勤務)。

  ただし、他の家族誰もその妹を金銭面で

        あてにしていない。

  皆、フィリピン特有の家族の強い絆を維持

       しながら、個々に生き抜いていた。

 

 ・この強い家族の絆と、日本人だからと金銭面

       で近寄ってこない家族・親戚の状況から、

       彼らと何かできないかと考え初めた。

       と同時に、この貧困から抜け出すために、

         自分が何かができないものかと考えはじめた。

 • 彼らを見て、貧困は連鎖している、絶対に連鎖し.  

      ていると確信した。裕福な者はさらに裕福に

        なる国、フィリピン。

     

 この、「貧困の連鎖を自分が

     断ち切りたい」という思いが、

    その後、自分の起業への大きな

   原動力となるとは、この時は

    まだ思ってもいなかった。

     

                                      つづく